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 ▼ vol.30(2/7/00)

 本文(本文については、ウェブページの方が読みやすくなっております)
 From Editor



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        ◇◆◇ メールで学ぶ 起業家のための財務管理 ◇◆◇  
 
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  このメールマガジンは、起業家の視点に立って財務管理の基礎知識を確
 認し、事業運営上の問題を探っていくことを目指したものです。

  キャッシュフローの4回目です。このシリーズは当初4回の予定だったの
 ですが、重要なテーマでもあるので6回に分けて説明させていただきます。
 今回も少し難しい概念が登場しますが、財務管理の根幹に触れるところで
 すので是非お付き合い願います。
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■財務の基礎知識
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 (Q) キャッシュフローとは?
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 (A) キャッシュフローとは、事業活動の結果、資金がどのようにどれだけ
    増えたかを指す。
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 【解説】4/6

  ここまで、キャッシュフローは、<1>営業キャッシュフロー、<2>投資
 キャッシュフロー、<3>財務キャッシュフローに3分類することで「資金の
 流れ」が明らかになることを説明し、3つのうち営業キャッシュフローに
 ついてその内容及びその計算を見てきました。

  <1>営業キャッシュフロー・・日常の営業活動による資金の増減
  <2>投資キャッシュフロー・・投資活動(設備投資)による資金の増減
  <3>財務キャッシュフロー・・財務活動(資金調達)による資金の増減
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  合計:  キャッシュフロー・・企業活動全体の資金の増減

 今回は、残る2つのうち投資キャッシュフローについて説明します。

 ――●投資キャッシュフロー

  投資キャッシュフローは、企業の投資活動によるキャッシュフローを指し
 ます。個人の例では、住宅の取得や株式の購入がこれに当たります。

  企業の成長段階では継続的な設備投資が必要になるので、大きなマイナス
 が続くことは避けられません。

  なお、営業キャッシュフローと投資キャッシュフローの合計をフリー
 キャッシュフローといいます。ここで「フリー」とは、債権者や株主に「自
 由に」に分配できるという意味です。

 ――●フリーキャッシュフロー

  フリーキャッシュフローは財務管理を身につける上で、非常に重要な概念
 です。何故なら中長期的に考えると、このフリーキャッシュフローこそが
 「真の利益」と言えるからです。

  一般に「利益」と言うと、損益上の利益を考えがちです(あるいは、それ
 をキャッシュベースに引き直した営業キャッシュフロー)。

  しかし、企業が存続していくで投資活動は欠かすことができません。投資
 を行なわない企業は競争力を失い、倒産へと続く縮小均衡の道を歩むほかな
 いのです。

  したがって、企業は営業ベースでの利益を確保するだけでは不十分で、投
 資活動に必要な資金も稼がなくてはならないのです。すなわち、営業活動に
 よって獲得した資金を、投資活動につかってもなお余剰が出てはじめて企業
 は「儲かった」と言えるのです。

  だからこそ、フリーキャッシュフローは「自由」に分配できる「儲け」た
 りうるのです。

▼次号に続く

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-*--*- From Editor -*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*-
 ■謹告

  平素は、当メルマガをご愛読いただきましてありがとうございます。この
  メルマガを始めて3ヶ月余が経ち、おかげさまをもちまして今回で30号を発
 行することができました。

  さて3点ほど、メルマガ運営上の「事務連絡」をさせていただきたい点が
 ございます。

  その1。

  主として運営上の理由から、このメルマガの発行を来週より週1回とさせ
 ていただくこととなりました。

  熱心な読者の方には申し訳ないのですが、基本的なテーマはほぼ消化して
 きた点や、多くのメルマガに登録されている読者には週1回の方が読む負担
 が少なくなるのではということも勘案し、週刊へと移行させていただくこと
 となりました。

  連載形式をとっている性格上、発行頻度が減る分少し間延びしてしまう懸
 念もあるのですが、必要に応じて何らかの手当てはしていくつもりです。

  その2。

  発行回数を減らすお詫びと言っては何ですが、読者のためのフリー広告ス
 ペースを設けようと考えています。

  筆者がメルマガやホームページを作成する目的の1つに、個人として
 「場」を持ちたいというのがあります。個人でありながら不特定多数の人と
 接点を持つことができ、さらにメディアとして発展性を持っているところが
 インターネットの醍醐味だと思います。

  この点、皆様のおかげもあり、このメルマガだけでなくもう1つのメルマ
 ガも順調な立ち上がりを見せており、さらにホームページの認知度も今年に
 なって一段と上がってきました。

  その意味でプラットフォームづくりはそれなりに成果をあげてきており、
 今度はそれをつかって何かしようという段階に入ってきました。そこで手始
 めとして、読者の皆さんに広告媒体として利用していただこうと考えていま
 す。

  もっとも、詳細についてはまだ全然固まっておらず、とりあえずどの程度
 の反応があるのかを見定めてから考えようと考えております。

  なお、スペースを提供する者としてそれなりの責任も生じますので、必ず
 しもすべてのご要望にお応えできないことを申し添えます(ご要望が多数の
 場合もすべてに対応できなくなると思いますが、その際はホームページの方
 で対応させていただきます)。

  ご要望がおありの方は、mmpr@ccsjp.com までメールをお寄せ下さい。

  その3。

  こういったことを敢えて書かなくてならないのは大変残念なことですが、
 マナーについて一言申し上げます。

  読者が広がりを見せる中で、基本的なエチケットに対する認識の浅い方が
 散見されます。たとえばメルマガの登録変更などを依頼してくるケース。

  メルマガをはじめとするインターネットの特徴は「出入り自由」です。こ
 れは裏を返せば、各人(発行者と読者の双方)が自己責任のもとで行動する
 ということです。この点を十分にご理解下さい。

  また、稀なケースではありますが、マナーを欠く質問相談メール(HP上か
 らのものも含め)が届くこともあります(署名もなく、一方的にボリューム
 のある質問を送りつけてくるケースなど)。

  ご質問・ご相談自体は歓迎しており、できるだけ時間を割いて返事を出す
 ようにしておりますが、基本的なマナーだけはぜひお守り下さい。

  インターネットは相互の善意の上で成立する世界です。円滑な運営のた
 め、読者の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
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