(Q) 現物出資とは?

(A) 現金の代わりに、現物の資産で出資すること。出資金の5分の1までなら有効活用できる。

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――●出資は現金だけとはかぎらない

 有限会社にしろ、株式会社にしろ、会社を作るには、まとまった資本金が必要です。しかし、出資は、必ずしも現金である必要はありません。現物出資といって、その名のとおり資産を現物で出資することも途もあるのです。

 たとえば、手持ちの自動車やパソコンなどを事業に使うのなら、それらを出資金の代わりとすることができます。但し、事実上、「一定の範囲内」という条件がつきます。

 本来、現物出資には、財産の評価を厳正に行なうよう、第三者による煩雑な手続が求められています(たとえば土地であれば、不動産鑑定士による評価が必要)。しかし、少額の現物出資については、自己評価だけで構わないこととされているのです(だからといって、評価額を都合よくつけていいわけではありません)。


――●出資金額の5分の1以内なら物出資を有効活用できる

 ここで言う「一定の範囲内」とは、「出資金額の5分の1以内、かつ500万円以下」です。したがって、有限会社の場合60万円以内、株式会社の場合200万円以内であれば、この制度を有効活用できることになります。

 実際、この少額現物出資を利用するケースは増えています。資金調達は、まずは自己資金が原則です。親類・知人に資金提供を頼む前に、自らの資産を点検してみることも必要でしょう。


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